JCOの取り組み

事業の状況

弊社では現在、安全確保を第一に「ウラン廃棄物の保管管理」と「施設の維持管理」に継続して取り組んでいます。また、主な事業の近況は以下のとおりです。

【設備撤去工事について】

  1. 2015年度から旧加工設備の撤去工事を開始するにあたり、その準備として、管理区域内の整備作業を実施してきましたが、2015年12月に国の許可がおりましたので、第1管理棟および第2管理棟内の設備解体撤去工事を進めています。また、第2管理棟では、2018年2月に国の許可を取得して、管理区域解除工事を並行して進めています。

【ウランの回収・再資源化等のための出荷について】

  1. 敷地内で保管管理しているウラン濃度が比較的高いウラン物質(高ウラン濃度残渣)並びにウランが付着している金属類(ウラン付着金属)を対象として、ウランの回収・再資源化等に取り組んでおります。2016年度から出荷を開始し、これまでに海外事業者へドラム缶(容量200㍑)換算で7,680本出荷しました。

【情報発信の充実について】

  1. 2014年から2020年にかけて実施した焼却設備の運転を契機に、次のような情報発信の取り組みを行っています。
    1.  ①近隣4自治会への定期的な情報提供
      1. 毎年度の年間事業計画や諸活動について、各自治会役員会およびその後の定期住民説明会の場でご説明しております。
    2.  ②構内のガンマ線量率の測定と表示
      1. 2014年10月6日より、弊社正門前で電光掲示板による表示およびホームページ上で公開しています。
    3.  ③ホームページの開設
      1. 2013年12月に開設し、運用中です。

ウラン廃棄物の保管管理

2021年9月末時点で、ドラム缶(容量200㍑)換算で9,898本(可燃物700本、不燃物9,198本)のウラン廃棄物を廃棄物保管倉庫に保管しております。

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▲廃棄物保管倉庫

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▲保管中の固体廃棄物

施設の維持管理

排気・排水処理等の設備の日常・定期点検、全施設の巡視点検、放射線管理等を行っております。なお、臨界事故前に稼働していた旧加工設備は、再稼動不可の状態で管理しています。

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▲高性能エアフィルタ

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▲排水貯留設備

環境放射線データ

2021年7~9月の排気、排水の放出状況(放射性核種:ウラン、単位:ベクレル/3ヶ月)は、放出管理目標値未満でした。

項目 放射性核種 放出状況 3ヶ月間
放出管理目標値
排気 ウラン < 1.0×105 1.1×106
排水 ウラン < 1.5×106 2.8×108

※ 放出管理目標値は、茨城県原子力安全協定で定めた排気、排水中の放射性核種の放出管理目標値です。

放射線モニタリング情報

事業所周辺の放射線を監視する目的で、敷地内4ヶ所に測定点を設置して空間線量率を測定し、その結果を放射線監視状況として公開しています。(測定装置やデータ転送装置の点検作業時やデータ通信エラー発生時等は、データが表示されない場合があります。)

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