2018年のお知らせ

JCOの取り組み(事業の状況、ウラン廃棄物の保管管理、環境放射線データ)を更新しました。

2018/10/26

前回からの更新箇所は以下のとおりです。全体の状況はJCOの取り組みをご覧ください。

【事業の状況】
1.焼却設備の運転状況
安全を最優先に保管溶媒の焼却運転を継続し、全体で約100立方メートルのうち、2018年9月までに累積で約79立方メートルを処理しております。

2.焼却設備運用にあたっての取組みの状況
(1)空間線量の調査による焼却活動の確認
 2014年6月に近隣住民の代表者の方々と東海村防災原子力安全課殿のお立会いのもと、敷地内の定点4箇所を決定しました。これまでに16回の調査会を開催し(直近で2018年10月24日)、敷地内定点4箇所の測定を行いました。測定結果は、0.05~0.08μSv/時であり、各定点の平常値の範囲内で特に問題はありませんでした。

【ウランの回収・再資源化等のための出荷について】
 敷地内で保管管理しているウラン濃度が比較的高いウラン物質(高ウラン濃度残渣)並びにウランが付着している金属類(ウラン付着金属)を対象として、ウランの回収・再資源化等に取り組んでおります。2016年度から出荷を開始し、これまでに海外事業者へドラム缶(容量200㍑)換算で3,180本出荷しました。

【ウラン廃棄物の保管管理】
2018年9月末時点で、ドラム缶(容量200㍑)換算で11,229本(可燃物860本、不燃物10,369本、住友金属鉱山(株)からの保管受託分を含む)のウラン廃棄物を廃棄物保管倉庫に保管しております。

【環境放射線データ】
 2018年7~9月の排気、排水の放出状況(放射性核種:ウラン、単位:ベクレル/3ヶ月)は、ND(検出限界未満)でした。

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