前回からの更新箇所は以下のとおりです。全体の状況はJCOの取り組みをご覧ください。

【事業の状況】
１．焼却設備の運転状況
　安全を最優先に保管溶媒の焼却運転を継続し、全体で約100立方メートルのうち、2016年9月までに累積で約40立方メートルを処理しております。

２．焼却設備運用にあたっての取組みの状況
（１）第三者会議による焼却活動の確認
　2016年6月3日に第6回会合を開催し、保管溶媒を使用した通常運転状況の見学、意見交換等を行いました。当議事録につきましては当ホームページでお知らせしています。

（２）空間線量の調査による焼却活動の確認
　2014年6月に近隣住民の代表者の方々と東海村防災原子力安全課殿のお立会いのもと、敷地内の定点4箇所を決定しました。これまでに8回の調査会を開催し（直近で10月17日）、敷地内定点4箇所の測定を行いました。測定結果は、0.06～0.08μＳｖ/時であり、各定点の平常値の範囲内で特に問題はありませんでした。

【ウラン廃棄物の保管管理】
　2016年9月末時点で、ドラム缶（容量200㍑）換算で11,571本（可燃物812本、不燃物10,759本、住友金属鉱山(株)からの保管受託分を含む）のウラン廃棄物を廃棄物保管倉庫に保管しております。

【環境放射線データ】
　2016年7～9月の排気、排水の放出状況（放射性核種：ウラン、単位：ベクレル／3ヶ月）は、ND（検出限界未満）でした。