2016年のお知らせ

放射線モニタリング情報について

2016/08/10

 平成28年8月9日16時にモニタリングポストの測定地点②、③で通常値(0.06~0.08μSv/h)よりも高い値(②;0.107μSv/h、③;0.091μSv/h)が一時的に計測されました。
 これは直射日光および気温の上昇により、検出器の温度が上昇したため、正確な値が計測できなかったことによるものです。別に定期に実施しているサーベイメータによる空間線量率測定によって、当時の空間線量率に異常のないことを確認しております。

 高温による測定器の異常については、昨夏、計測器(固体シンチレータ*)を収納する箱内の温度が検出器の使用温度である40℃を上回ることがあり、この場合には正確な値を計測できないことが判明しています。そのため、弊社では検出器収納箱内の温度上昇を防ぐための改造と検出器の点検・校正を実施してきましたが、結果として対策が不充分であったことと反省し、引き続き更なる対策を検討、実施します。

* 固体シンチレータ; タリウム活性化ヨウ化セシウム(CsI(Tl))

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