2016年のお知らせ

JCOの取り組み(事業の状況、ウラン廃棄物の保管管理、環境放射線データ)を更新しました。

2016/07/29

 前回からの更新箇所は以下のとおりです。全体の状況はJCOの取り組みをご覧ください。

【事業の状況】
1.焼却設備の運転状況
 安全を最優先に保管溶媒の焼却運転を継続し、全体で約100立方メートルのうち、2016年6月までに累積で約33立方メートルを処理しております。

2.焼却設備運用にあたっての取組みの状況
(1)第三者会議による焼却活動の確認
 2016年6月3日に第5回会合を開催し、保管溶媒を使用した通常運転状況の見学、意見交換等を行いました。当議事録につきましては別途当ホームページでお知らせします。

(2)空間線量の調査による焼却活動の確認
 2014年6月に近隣住民の代表者の方々と東海村防災原子力安全課殿のお立会いのもと、敷地内の定点4箇所を決定しました。これまでに7回の調査会を開催し、敷地内定点4箇所の測定を行いました。測定結果は、0.06~0.08μSv/時であり、各定点の平常値の範囲内で特に問題はありませんでした。

(3)情報発信の充実
 ①近隣4自治会への定期的な情報提供
  2015年1月に焼却活動について各自治会の皆様へ回覧によるお知らせを、2015年5~6月
 及び2016年6~7月に各自治会役員会への年間事業計画および焼却活動の説明を、2016年
 7月25日に同内容に関する住民説明会の開催をいたしました。

【ウラン廃棄物の保管管理】
 2016年6月末時点で、ドラム缶(容量200㍑)換算で11,301本(可燃物782本、不燃物10,591本、住友金属鉱山(株)からの保管受託分を含む)のウラン廃棄物を廃棄物保管倉庫に保管しております。

【環境放射線データ】
 2016年4~6月の排気、排水の放出状況(放射性核種:ウラン、単位:ベクレル/3ヶ月)は、ND(検出限界未満)でした。

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