2024年10月23日10時52分に、総合排水処理棟の排水処理室(Ⅰ)（管理区域）に設置されたグリーンハウス（放射性物質の拡散を防止するために管理区域内に作られたビニル製の囲い）の中で、放射性廃棄物の仕分けを目的として、1名がグラインダーを用いた機械部品の切断作業を、別の1名が別の機械部品に付着した油を紙ウエスで拭き取る作業を同時に行っていたところ、切断作業で発生した火花により、拭き取っていた紙ウエスと油が着火しました。10時54分に119番通報を行うとともに、直ちに作業者が消火器を用いて初期消火を実施した結果、使用していた30㎝角の紙ウエス数枚の4分の1程度が燃えた状態で消火しました。
その後、11時33分に公設消防により火災と認定され、同時に鎮火が確認されました。
本事象による放射性物質の漏えいおよび環境への影響、人の汚染・被ばくはありませんでした。
本件により地域の皆さまをはじめ、関係先の皆さまに多大なご心配、ご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。
速やかな原因究明および再発防止を行い、同様の事象を発生させないよう取り組んでまいります。

■ファイル

• » 火災の発生ならびに鎮火について20241023.pdf (1,127 KB)