2021年のお知らせ

JCOの取り組み(事業の状況、ウラン廃棄物の保管管理、環境放射線データ)を更新しました。

2021/05/27

前回からの更新箇所は以下のとおりです。全体の状況はJCOの取り組みをご覧ください。

【事業の状況】
 1.焼却運転の実績
2015年3月16日より通常運転を開始し、安全を最優先に保管溶媒の焼却運転を継続した結果、2020年4月24日に全量約104立方メートルの処理が終了しました。焼却設備を解体撤去する内容に変更する使用許可申請が国に承認されましたので、解体撤去工事を2020年10月から開始し、2021年5月末までに完了しました。

【ウランの回収・再資源化等のための出荷について】
  敷地内で保管管理しているウラン濃度が比較的高いウラン物質(高ウラン濃度残渣)並びにウランが付着している金属類(ウラン付着金属)を対象として、ウランの回収・再資源化等に取り組んでおります。2016年度から出荷を開始し、これまでに海外事業者へドラム缶(容量200㍑)換算で7,680本出荷しました。

【ウラン廃棄物の保管管理】
2021年4月末時点で、ドラム缶(容量200㍑)換算で9,436本(可燃物607本、不燃物8,829本)のウラン廃棄物を廃棄物保管倉庫に保管しております。

【環境放射線データ】
 2021年1~3月の排気、排水の放出状況(放射性核種:ウラン、単位:ベクレル/3ヶ月)は、ND(検出限界未満)でした。

上へ戻る