2021年のお知らせ

JCOの取り組み(事業の状況、ウラン廃棄物の保管管理、環境放射線データ)を更新しました。

2021/01/27

前回からの更新箇所は以下のとおりです。全体の状況はJCOの取り組みをご覧ください。

【事業の状況】
 1.焼却運転の実績
安全を最優先に保管溶媒の焼却運転を継続し、2020年4月24日に全量約104立方メートルの処理が終了しました。焼却設備を解体撤去する内容に変更する使用許可が国に許可されましたので、2020年10月に焼却設備の解体撤去工事を開始しました。
2020年11月13日に第13回第三者会議を開催し、保管溶媒の焼却運転の終了について報告するとともに、廃棄物等の保管状況の見学、意見交換等を行いました。当議事録につきましては当ホームページでお知らせしています。なお、焼却運転終了に伴い第13回会合で当会議は終了しました。

【ウランの回収・再資源化等のための出荷について】
  敷地内で保管管理しているウラン濃度が比較的高いウラン物質(高ウラン濃度残渣)並びにウランが付着している金属類(ウラン付着金属)を対象として、ウランの回収・再資源化等に取り組んでおります。2016年度から出荷を開始し、これまでに海外事業者へドラム缶(容量200㍑)換算で6,780本出荷しました。

【ウラン廃棄物の保管管理】
2020年12月末時点で、ドラム缶(容量200㍑)換算で9,956本(可燃物750本、不燃物9,206本)のウラン廃棄物を廃棄物保管倉庫に保管しております。

【環境放射線データ】
 2020年10~12月の排気、排水の放出状況(放射性核種:ウラン、単位:ベクレル/3ヶ月)は、ND(検出限界未満)でした。

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